2009年05月10日

トヨタの業績回復は、新規排ガス規制がカギ?




 トヨタさんの今期の業績、完全に赤字だ。もちろん、これはトヨタさんだけに限った話ではない。現在の大不況で、赤字の絶対額はともかく、業績が悪化している自動車メーカーは多い。

 しかし、悪い材料ばかりではない。2015年に、いままで以上に厳しい燃費規制が日本でも実施される。
 2015年の日本の車全体の燃費は2004年のそれに対して20%以上も改善しなくてはいけない。
 改善の比率はことなるが、北米や欧州でも2012〜2015年かけて非常に厳しい燃費規制が新規に施行されることになっている。
 軽四輪クラスは、この目標達成はそう難しくはないが、それよりも重量が重いクラスでは、たやすい話ではない。
 各社とも、ハイブリット車、電気自動車や燃料電池車などを開発いているが、インフラのことを考えると、やはりハイブリット車の技術をすでに持っているメーカーは強い。
 いままでターボディーゼルエンジンの開発に力を注いできたホンダさんが、インサイトを発売したのも、2015年に向けた布石の第一歩といえるのかもしれない。
 日産さんには、現在ハイブリット車がないが、2015年のことを考えると、製品化は絶対に必要な筈だ。
 電気自動車も2015年の燃費規制にむけた検討対象になっている。家庭で充電できるプラグイン方式が採用されればそれなりに電気自動車も売れるかもしれないが、家との往復だけに車を使うユーザーはそう多くはないはず。当然旅行や仕事で遠くに出かけて充電の必要が出てくる。この場合、ガソリンスタンドを同じように充電スタンドが必要になるが、なにせやることがいつも遅い日本の政府。2015年までに日本全土に電気スタンドのインフラが整うとは思えない。
 やはり、現時点ではハイブリット車の技術を持ってるメーカーは強い。
 間もなく発売される新プリウスは、かなりの受注量になるようだ。なぜかというと、普段お付き合いしている数多くの部品メーカーさんのうち、ハイブリット車の部品を扱うメーカーさん達が非常に元気だからだ。これは、トヨタさんが新プリウスに関する一般消費者からの問い合わせや予約をすでに多く受けている証だ。
 ホンダさんのインサイト同様、新プリウスの販売が、トヨタさんの業績回復の第一歩になる可能性は多いにあると思う。


 20%と言われてもピンとこないという部分があろうかと思うが、
 
posted by ミノチャゲ at 06:42| Comment(0) | TrackBack(0) | トヨタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/119004044
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック