2010年06月13日

中国進出企業に突き付けられた共通の課題



 ホンダさんの中国現地工場におけるストのお話は、中国の外資系企業における共通の課題になることを示唆しているように思える。
 日本の大手企業の場合、高い労働賃金のもとで製造しても利益が十分に出る高付加価値製品は日本国内で製造し、すでに汎用的になった製品は中国で生産という図式できたところが多い。
 中国の労働者も、過去の日本がそうであったように、給料アップを訴えて、ストを実施するケースが増えるのではないか。
 中国国民全体の所得が上がれば、自動車の購買層が厚みを増していくという利点が増える一方で、いかに車を安く作れるかという点を考えた場合、これからは中国がべストの場所とは言い切れなくなってくるだろう。
 どの市場で商売するにしても、やはり品質と付加価値をもった製品づくりは重要。このところ品質問題に泣かされている日本の自動車製造メーカーも、低コストの追求と高性能製品を生み出していく開発投資のバランスを今一度見直す時期に来ているのかもしれない。

 

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2010年06月05日

電気自動車の普及に向けて



 電気自動車を普及さえる政府の支援策は、世界的な流れになりつつあるようです。
 先日、人と車のテクノロジー展と併催されていた自動車技術会の春季大会に行ってみました。
 書く自動車メーカーや大手部品メーカーの技術発表を聴講したかぎりだと、以下のような課題がまだ残っているようだ;

長距離走行

 電気自動車の場合、長距離走行にまだ課題があるようだ。1回充電して走行できる距離が200km以上というのはまだまだ難しいようです。この点、燃料電池車の方が有利なようだが、燃料電池車は、以前期待されていたほど、普及開始の時期は早くならないようだ。まだまだ高コストで、一般に販売できるレベルのコスト削減を実現していないようだ。

インフラ
 人と車のテクノロジー展では、家庭のガレージなどに設置するためと思われる充電スタンドを展示している自動車メーカーがあった。導入費は20万円しないようだ。これなら、自動車メーカーが電気自動車を販売するときにオプションとすることができるだろう。しかし、問題はレジャーや長距離輸送で、長い距離を走る場合だ。家庭意外の充電スタンドがもっと沢山整備される必要があろう。

リチウムの供給
 アルゼンチンからのリチウム供給を豊田通商が確保するなど、リチウムの安定供給に向けた動きが活発化してきている。2012年頃から年間300万台の自動車に供給できるリチウムイオンバッテリーの生産が
可能とされているようだが、この300万台は電気自動車とハイブリット車の総計と思われる。ハイブリット車よりも当然電気自動車の方が電池を搭載する量が多い。電気自動車の普及が予想を上回るペースで進んだ場合は、もっとリチウムの輸入をすすめないと車の生産需要に追いつかなくなるかもしれない。

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2010年06月04日

思い出深い短命だった車たち



ホンダのS2000は短命だったとは言い切れないかもしれないけど、こういう車の新車が売れない世の中になってしまいましたねぇ。若い人たちは、安さ優先で買うでしょうしね。残念。それだけに、こういう車の中古車は貴重な存在かも。
タグ: ホンダ
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2009年11月14日

トヨタ自動車回復の兆し?



 ようやく回復の兆しか。私が勤務している会社でも、トヨタ系部品メーカーさんからの発注量が確実に戻りつつある。私が注目しているのは依然として本格回復へは遠いとされる北米市場向けの輸出車種や北米で現地生産している部品が、現地の生産だけでは追いつかず国内の工場から支援するお客さんも出てきている。
 2番底がくるという話もあるが、さてどうなりますことやら。


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2009年06月20日

エンジンマウントも気になります



 アイドリンクストップは、文字通り交差点などで車が短時間停止している間に、エンジンを止めるわけだから余計なガソリンを消費することなく環境にやさしい。
 素人目には、それならなぜもっと早くやらなかったのと思ってしまうが、そんな簡単にできる話ではないだろう。
 とくに、信号の多い市街地では信号も多く、アリドリンクストップすることが多くなるだろう。
 見方を変えると、今までの車よりも圧倒的に完全に停止したエンジンを何度も始動させることになる。
 私がこのエンジンで注目しているのは、エンジン始動時の振動制御技術だ。
 エンジンそのものの振動を抑えたとしても、再始動する回数が多くなる分、とくにエンジン回りのトルクロットやエンジンマウントには今まで以上に材料の耐振動疲労特製が要求される。
 日本のエンジンマウント技術は世界トップクラスと言ってよい。マツダさんだと、系列の倉敷化工さんがエンジンマウントを担当することが多いのではないかと想像するが、そのほかにもブリジストンやHONDAさん系列の山下ゴムさんなどがエンジンの屋台骨ともいうべき防振ゴムの技術を支えている。
 エンジン以外の部品も再始動の回数が多くなる分、さらなる高性能化をはかり、マツダさんの新技術に貢献している部分が結構あるのではないだろうか?
posted by ミノチャゲ at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | マツダ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする